はじめよう、内側からの健康習慣。毎日飲みたいハブ草茶のすすめ

現代人の多くが悩んでいる、便秘やむくみ、冷えといった不調。食生活やストレス、運動不足が原因で、体内に老廃物が溜まりやすくなっている今、自然の力で内側から整える“デトックス習慣”に注目が集まっています。そんな中で注目を集めているのが、ハブ草茶です。

ハブ草茶の注目すべきは、デトックス力の高さ。体に不要なものの排出をサポートし、すっきり軽やかな毎日が期待できます。薬に頼りたくない人や、体質改善を目指したい人にお勧めの一杯です。

この記事では、ハブ草茶がもたらす健康効果や美味しく飲むコツ、効果的な飲み方までをやさしく解説します。自然派のあなたも、腸活初心者のあなたも、今日から始められる“やさしい健康習慣”を見つけてみませんか?

布袋農園 運営責任者 稲葉 浩太

執筆者:
布袋農園 運営責任者 稲葉 浩太
野草茶・ハーブティー・薬膳茶を研究し、美味しく健康効果の高いお茶を求め日本各地を訪ねている専門家。
腸内細菌の遺伝子検査によるアドザイザーも行っており、「健康は腸から、腸は食物繊維から、食物繊維はお茶から」が口癖。

パーソナル薬膳茶マイスター、パーソナルヘルス協会認定パーソナル腸活コーチ、経営学修士

ハブ草茶とは?その魅力と特徴を解説

ハブ草茶は、ハブソウ(エビスグサ)などのマメ科植物の種子を原料とした健康茶です。伝統的に中国では決明子(ケツメイシ)が使われることもありますが、現在日本で親しまれているハブ草茶は主にハブソウの種子から作られています。
なお、名前の由来となった波布草は希少植物なため、市販品の多くは近い種類のエビスグサで代用されているケースがほとんどです。
香ばしくて飲みやすく、ノンカフェインのため時間を気にせず楽しめます。

ぜひ本物の波布草茶を楽しんでみてください、豊かな味の違いに驚かれるかと思います。

ハブソウってどんな植物?

ハブソウ(波布草、学名: Cassia occidentalis)は、マメ科の植物で、主に熱帯・亜熱帯地域に自生しています。同じマメ科のエビスグサ(学名: Cassia obtusifolia)とは近縁種ですが別の植物で、その種子や葉は伝統的に薬草として利用されてきました。

この植物は、温帯から熱帯にかけて広く分布し、生息地では駆虫や解毒効果などが期待されています。日本でも古くから薬草として使われており、その効能は長い間信頼されてきました。

自然環境で育ったハブソウは、化学肥料や農薬を使用しないため、ナチュラル志向の方にもおすすめできる植物です。

ハブ草茶に含まれる主な成分

ハブ草茶にはアントラキノン誘導体(エモジン、オブツシフォリンなど)が含まれ、腸の動きをやさしく刺激して自然な排便を促します。また、抗酸化作用のある成分も含まれており、スマホやパソコンで目を酷使しがちな現代人にもうれしいお茶です。

体の内側からやさしく整える作用があるため、美容や健康を意識する人々に支持されています。

昔から親しまれてきた健康茶の一種

ハブ草茶は、古くから健康茶としてさまざまな地域で愛飲されてきました。ハブ草茶の原料となるハブソウ(エビスグサ)は、同じマメ科植物である決明子(けつめいし)と類似の特性を持つことから、伝統的な健康茶として重宝されてきました。

漢方の世界では類似植物が「清肝明目(せいかんめいもく)」として、肝の働きを整え、目の疲れやかすみのサポートに用いられてきました。また、体内の熱を冷まし、便通を整える作用があるとされ、特に便秘や腸内環境のサポートに役立つと考えられています。

日本には古代中国から健康茶の文化が伝わり、江戸時代にはすでに民間薬や健康茶として広まり、庶民の間で「ハブ茶」として親しまれるようになりました。現代においてもその価値が見直され、自然療法やデトックスを重視する人々に再評価されています。長い間親しまれてきた伝統的な健康茶です。

ハブ草茶の主な効能とは?

ハブ草茶の期待される主な効能としては、目の健康維持、便秘解消、むくみ対策、ダイエット効果、さらには抗酸化作用による老化予防のサポートが挙げられます。(ただし、これらの効果には個人差があり、医学的な治療効果を保証するものではありません)

▶目の健康維持を保つ

ハブ草茶は目の健康維持にも効果的です。ハブ草茶に含まれる成分には眼精疲労を和らげる効果があり、長時間のデスクワークやスマートフォンの使用で目が疲れたときに役立ちます。現代社会では、パソコンやスマートフォンの普及により、多くの人が目を酷使しています。このような方にとって、ハブ草茶は自然な形で目の健康をサポートする魅力的な選択肢となります。

さらに、ハブ草茶には抗酸化作用があるため、目の細胞をダメージから守ることが期待されます。抗酸化物質は、フリーラジカルという有害な物質を中和し、細胞の老化を防ぐ効果があります。フリーラジカルは、紫外線や電子機器から発せられるブルーライトによって発生するため、ハブ草茶を飲むことで目の負担を軽減できるのです。

具体的な成分としては、ルテオリンやケルセチンなどが知られており、これらは植物ポリフェノールの一種です。ルテオリンは抗炎症作用や抗酸化作用があり、ケルセチンは細胞の健康を維持するのに役立つ強力な抗酸化剤です。

▶便秘解消に効果的

ハブ草茶には、センナに含まれるアントラキノン誘導体と類似の成分が含まれており、腸の動きを穏やかにサポートします。センナのような強い刺激ではなく、自然なリズムでのお通じを助けるやさしい作用が特徴で、毎日飲んでもお腹が痛くなりにくいとされています。

さらに、ハブ草茶の利尿作用は腸内の老廃物を体外に排出するのを助け、デトックス効果を高めます。これにより、消化・排出機能が向上し、腸内環境の改善が期待できます。腸内環境を整えることは、便通のサポートだけでなく、全身の健やかさを保つためにも重要だとされています。

具体的な摂取方法としては、朝起きたときや食事の後にハブ草茶を飲むと効果的です。特に食後に飲むことで、胃腸の動きをサポートし、消化を助けることができます。

▶むくみ対策にうれしい利尿作用

ハブ草茶には利尿作用があるため、むくみ対策にも役立ちます。体内の余分な水分や塩分を排出することで、むくみの緩和に役立ちます。この効果により、特に朝目覚めたときや長時間の立ち仕事後に感じるむくみを軽減することができます。

尿作用は体内の水分バランスを保つことで、健やかな血圧の維持に役立つ可能性があります。体内の水分バランスが整うことで、血圧が安定しやすくなるため、高血圧のリスク管理をサポートする可能性があるといわれています。これにより、心臓や腎臓に負担をかけずに健康を維持することができます。

また、むくみ対策としては、1日3回程度、空腹時や食事の合間にハブ草茶を飲むのが効果的です。特に夕方から就寝前にかけて飲むことで、翌朝のむくみを防げる可能性があります。

▶ダイエットに役立つ成分と仕組み

ハブ草茶は腸の動きを活発にして便秘を解消し、老廃物をスムーズに排出します。主成分のアントラキノン誘導体が腸内環境を整えて代謝をサポートし、抗酸化作用によって細胞の働きを高め、脂肪の燃焼を助けます。

さらに、ビタミン類が全身の代謝をサポートし、穏やかな利尿作用でむくみを改善。血液循環も良くなり、栄養の運搬と老廃物の回収が効率的に行われます。

お勧めの飲み方は、食事の30分前に一杯摂取することです。消化機能をサポートし、食後の代謝促進が期待できます。毎日継続することで、体の内側から健康的なダイエットをサポートします。

▶抗酸化作用で老化予防にも期待

ハブ草茶の抗酸化成分が、紫外線やストレスで発生する活性酸素を中和し、細胞の老化ダメージを防ぎます。肌細胞の老化を抑えてハリやツヤをキープし、継続して飲むことで肌のコンディションが整います。

さらに血管の柔軟性を保つことで動脈硬化を予防し、心臓病や脳血管障害のリスク軽減にも効果的です。毎日飲み続けることで体の内側から老化予防をサポートし、バランスの良い食事と適度な運動を組み合わせれば、より高いアンチエイジング効果が期待できます。

ハブ草茶の副作用と注意点

ハブ草茶は健康に様々な効能がある一方で、副作用や注意点も存在します。

摂取量と頻度の注意

初めて飲む際は、少量から始めて体の様子を見ながら続けてみてください。体質によっては体に合わないこともあるため、無理のない範囲で、自分に合ったペースを見つけるのが大切です。毎日でなくても、数日おきに取り入れるだけでも十分効果が期待できるので、気軽に続けやすいのも魅力のひとつです。

低血圧の人や下痢の症状がある場合の注意

低血圧の方は利尿作用により血圧がさらに低下する恐れがあるため、摂取を控えてください。また、下痢症状がある際は腸への刺激が症状を悪化させる可能性があります。

その他の注意点

妊娠中・授乳中の方は、摂取前に必ず医師にご相談ください。小児や高齢者は、体への影響が出やすいため特に慎重な摂取が必要です。薬を服用中の方は、薬物相互作用の可能性があるため、事前に医師へ相談することをおすすめします。過剰に摂取すると、電解質バランスが乱れるおそれがあります。体調に異変を感じた場合は、直ちに摂取を中止し、必要に応じて医療機関を受診してください。

効果的な飲み方とおすすめのタイミング

ハブ草茶の効果を最大化するには、適切な摂取方法とタイミングが重要です。

1日の適量と摂取のポイント

ハブ草茶の1日の適量は250~500mlが目安です。過剰摂取を避けるため、少量から始めて体の反応を確認しながら量を調整しましょう。

一度にたくさん飲むのではなく、朝食前や食後、就寝前など、1日2~3回に分けて飲むのが効果的です。ノンカフェインなので夜間の摂取でも睡眠に影響せず、むしろリラックス効果で良質な睡眠を促進します。

便秘解消やデトックス効果を期待する場合は、温かい状態での摂取がおすすめです。温かい飲み物は体温を上昇させて内臓機能を活性化し、有効成分の吸収を促進します。他の飲み物や食事と併せて飲んでも問題ありませんが、水分の摂りすぎにならないよう注意し、自分の体調に合わせて量を調整することが大切です。



布袋農園の「ハブ茶」は、市場に流通している一般的な「ハブ茶」とは全く異なります。

多くのハブ茶は、波布草(ハブソウ)が希少なため、同属別種のエビスグサの種子(ケツメイシ)を使用して安価に流通しています。しかし、布袋農園では希少な本物の波布草にこだわり、国産・無農薬・野生ハブソウ(波布草)を100%使用しています。

太陽と大地の恵みをたっぷり受けて元気に育った「ハブソウ・波布草」だけを厳選し、こだわりの製法により、どこか懐かしく、香ばしく、柔らかな甘みとコクのある、優しさにあふれた仕上がりに仕上げました。

本物の波布草だからこそ味わえる、深い風味と自然の恵み。自分のため、大切なひとのために、毎日続けて飲んでほしいノンカフェインの野草茶です。

近年入手が困難になってきた「野生のハブソウ(波布草)」だからこそ、必要な手間をたっぷりかけ、不要な加工は避けた無添加仕上げ。古来伝承されてきた純粋な大地の恵みをお試しください。

自然の力で、体をやさしく整える毎日へ

ハブ草茶は目の健康、便秘改善、むくみ対策、ダイエット、エイジングケアなど幅広い健康効果をサポートする優れたハーブティーです。ノンカフェインなのでいつでも飲めて、温かい状態で摂取すれば有効成分の吸収がさらに高まります。

適切な量とタイミングを守れば副作用のリスクも少なく、忙しい現代人が自然の力で無理なく健康管理できる理想的な飲み物です。毎日の習慣に取り入れて、自然の恵みでより快適で健康的な生活を送りましょう。

健康野草茶の布袋農園