リモートワークが当たり前になって、どれくらい経ったでしょうか。社会人として15年以上働く中で、“出社”しなくても仕事が成り立つ日が来るとは、想像もしていませんでした。わたしのファーストキャリアはIT企業だったので、他業種の方々にとっては、さらに驚く変化だったかもしれません。
とはいえ、コロナ禍が終わり、最近では出社を推奨する企業も増えてきたと聞きます。リモートワークが完全に定着したとは言い切れないのかもしれません。ただ、正直なところ、満員電車での通勤や悪天候の中の出社は、もう勘弁したいもの。何より、愛猫(2匹)との穏やかな時間を大切にしたいので、できる限り在宅で働き続けたいと考えています。とはいえ、たまの出張は気分転換になって心地よいものですが。
プライベートと仕事のスイッチを切り替えるもの
ところで、在宅ワークの時間を豊かにしてくれるもののひとつが、温かい飲み物。朝はやはり、コーヒーからスタートします(お茶のコラムなのに、最初にコーヒーの話でごめんなさい)。我が家では、デロンギのマシンが豆を挽く「ウィィィン!」という音とともに、1日が始まります。深煎りの豆は、親戚が営むコーヒー屋さんのもの。寒いこの時期は、エスプレッソを淹れ、熱湯を注いでアメリカンに。デスクに着き、ゆっくりとひと口すすりながらメールボックスを開く。この瞬間が、プライベートから仕事へと切り替える合図になります。
午後は、心と体を整える時間
コーヒーは大好きですが、2杯も飲めば満足してしまう。そんなとき、午後のお供に欠かせないのが「健康野草茶」です。最近のマイブームは「はと麦茶」。クセが少なく、お子さまからご年配の方まで、どなたでも気軽に楽しめる優しい味わいです。初めて野草茶を試す方にもおすすめ。ティーパックを急須やポットにひとつ入れ、お湯を注げば、ほっとする時間のはじまりです。
仕事の合間に湯呑みやマグカップに直接淹れてサッと飲むのも魅力ですが、ちょっと気分を上げたいときは、南部鉄器の急須を使います。しっかりとした佇まいの鉄器で淹れると、いつものお茶時間が少し特別なものに。長時間温かさを保ちたいときには、THERMOSの真空断熱ポットも活躍します。ちなみに、鉄瓶でお茶を淹れると黒くなることがありますが、これは鉄とタンニンが結びつく自然な化学反応。体に害はないものの、気になる方はホーロー加工された鉄器を選ぶと安心です。
寒さが身にしみるこの季節、身体を冷やさないよう気を配りながら、日々の仕事を心地よくこなしていきたいですね。いつもの在宅ワークに、野草茶のぬくもりを添えてみてはいかがでしょうか。
布袋農園 広報担当